用途 |
|
---|---|
特徴 |
|
New TE
燃料に添加するエンジン燃焼室サイドの潤滑オイル過酷なエンジン燃焼室の強い味方! エンジンのコンバスチョンチャンバー(燃焼室)は常に過酷な条件におかれています。
エンジンがオイルを必要としているのはオイルパンの中のオイルだけではないのをご存知ですか?
オイルパンの中のオイルは性能の優れたオイルであることが必要です。
更にエンジンを好調に長期に保つ為には燃焼室内にも燃料系統にもオイルが必要なのです。
New TEは燃料そのものではありません。
燃料のオクタン価やセタン価を上げる燃焼促進剤でもありません。
実は燃料に微量添加する特殊な共晶膜を形成する潤滑剤(オイル)なのです。
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、2サイクルエンジンに使用可能です。
※GRP潤滑剤には固体微粒子系成分や腐食系成分などは一切含まれていません。
用途
- 燃料の量に対して約0.03~0.06%(標準的には0.04%)つまり1Lの燃料に対して0.4ccが標準の量です。
- タンク内でNew TEはより良く均一に溶融するために給油の前に先ず給油量に対応する量のNew TEをキャップ口からタンクに入れてください。
効果
- 燃料系統、燃焼室の潤滑を大幅に改善・・・スムーズなエンジン作動
- バルブの気密保持、磨耗損傷からの保護・・・バルブ周りの振動、騒音を大幅に低減
- 燃焼系統(プラグ等)、燃焼室の洗浄効果・・・馬力アップ、排ガス改善、燃費改善 その他シリンダライナーとピストンリングの金属損傷、燃料ポンプの潤滑も改善します。
- 燃費の改善
- 指定添加量にてご使用の場合は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンを問わず3~8%程度の燃費の改善も見られるケースが多くあります。
仕様
計測データ
エンジンの振動計測
金属摺動部の摩耗度合いの計測
燃焼改善度合いの計測
排ガス改善データ
技術マメ情報
潤滑作用を果たせない燃料
エンジンの燃焼室、燃料ポンプを含めた燃料系統の潤滑は燃料そのものが潤滑剤を兼ねています。
しかし、燃料は潤滑剤ではありませんので十分な潤滑作用は果たせません。
今迄は燃料(ガソリン)に含まれている微量の硫黄成分が、極わずかな潤滑作用を担ってきました。
その硫黄が燃焼して発する硫黄酸化物質(SOX)は環境に悪玉として知られています。
硫黄酸化物質(SOX)を減らすためにガソリンに含有される硫黄分の量は厳しく制限され今ではガソリンが潤滑作用を果たすことはなくなりました。
燃焼室内は潤滑剤がない状態
燃焼室のシリンダライナーやピストンリング周りに残るオイルは「爆焼」とともに消失します。
高級精密エンジンには燃焼室に特殊構造持って付着オイルを部分的に残すように工夫してあるものもありますが、それでもほとんど燃焼してしまいます。
つまり、燃焼室内はいつも潤滑剤がない状態なのです。
磨耗を避けられないバルブとシリンダヘッド
バルブとシリンダヘッドの接点面の状態は燃焼室の気密保持に大変重要となります。
ところが高熱での金属同士の衝撃接触の連続でこの部分は磨耗や変形が避けられない箇所でもあります。
そこで登場、New TE
New TEを規程通り微量燃料(ガソリン、軽油)に添加することによってNew TEが燃焼系統に潤滑効果を生み出しますので上記のような現象の問題に解決をもたらします。
使用上の注意
- New TEは燃料でありません。多く加え過ぎますと潤滑性能は上がりますが燃焼効率が下がり燃費に悪い影響をもたらします。0.07~0.08%以上は加えないで下さい。
- New TEはディーゼルとガソリンの両燃料に使えます。