ジーアールピー株式会社

MENU

GRPオイル添加剤共晶膜

GRPは金属が摺動している部分に特殊なGRP固有の共晶膜を作り出します。
それは非常に強靭で高荷重に耐える潤滑フィルムです。
GRP成分が摺動部で発生するエネルギーを吸収し共晶膜の形成を促進します。
それは過酷な条件(高速回転、高荷重、高温)になればなるほど、時間と共により強靭な潤滑被膜となります。

(注)「共晶膜」とは弊社が命名したGRP被膜のことであり、弊社の登録商標です。

GRPの共晶膜メカニズム

●GRP共晶膜は成長性被膜です。稼働時間と共に、GRP共晶膜は更により厚く、より強靭な被膜へ成長していきます。そのためGRPの特性は右図のようなカーブを取ります。 ●GRP共晶膜は環境の影響を殆ど受けないので、高温、低温、水分、その他一般的な弱化学性物質や腐食性ガスなどに接するような条件下でも優れた潤滑性能を長期に維持します。 ●GRP共晶膜は金属面にしか形成されません。(非金属材料には形成されません)

電子顕微鏡によるGRP共晶膜の観察

詳細な写真をご覧になりたい方は、弊社に直接お問い合わせください。

上段・・・・・通常の市販高級オイルのみで摺動した金属の表面写真
左・摺動方向へ明瞭にキズがあるシリンダライナー(5000倍)。金属摩耗粉も見える。皮膜は無い。
中・表面が剥がれ取られているシリンダーライナー(フレッティング現象、1000倍)。皮膜は無い。
右・オイルの中の鉄板上に荷重ローラを回転させるとこのように摩耗してしまう(30倍)。皮膜はない。

下段・・・・・そのオイルにGRPオイル添加剤を5%添加した金属の表面写真(共晶膜)
左・金属表面を固着皮膜が覆っている。これがGRPの共晶膜である(5000倍)
中・同上、(1000倍)
右・上段右のテストで、そのオイルにGRPオイル添加剤を5%添加したテスト結果。摩耗しない。(30倍)
GRPは環境面にも十分な配慮を尽くし、PRTR、化審法(日本)、労衛法(日本)、RoHS、TACT(米国)、GHSなどの労働安全衛生面や全地球的環境面なども考慮して研究開発された高性能潤滑剤です。